相変わらずの寒さですが、立春になりましたね♪
春は近いのでしょうか？春の気配を見つけたくなりました。
先日患者様から絵はがきをいただきました。
つぶらな瞳の柴いぬの絵。絵をかくのが趣味でﾊｶﾞｷも作っていると言われていたので・・・
おそらく患者様が書かれたものと思われます。了承していただけたら写真をUPしたいと思います。
以前、来られた時に作品の写メを見せていただいたこともありますがかなり本格的・・・
肉厚な耳の感じとシュッととがった顎が柴犬らしい・・・
やさしい色合いに癒されます。

カラフルな色を愛でるのはとてもいいことと言われていますよね。
画家が長生きなのもそのせいだ。という説があります。
カラーセラピーでも、犯罪や災害で心に傷を負った子供に描かすことで
心が癒えていくという事があるようです。
ただ興味深いのは、最初は色も暗く残忍な絵を描くそうです。
そして、段々と心が癒えていくとともにカラフルで子供らしい絵になっていくそうです。
嫌な記憶を吐き出しているのでしょうか。つらい気持ちを同調させているのでしょうか。
こんなことがあった。つらかった。誰かに伝えて気持ちを分かっってほしい。
ということもあるのでしょうか。
気分がふさぐときに、気持ちを高めようとあまりに明るすぎる音楽をかけるとかえって落ち込むということもあるそうで、
ある程度気持ちにあう音楽を聴き少し同調させてから段々明るくしていった方がいい時もあるそうです。
おそらくその程度、度合の問題もあるのかもしれませんね。
それに個人差もあると思います。落ち込みを解消させたいとき、
自分にあう方法はそれぞれ違うということは大事な事のように思います。
気持ちを無理に抑え込んだり誰かや何かに合わせても何の解決にもならないように思います。
もちろん、あまり感情に振り回されるのもよくないですが、
自分の気持ちを自分でしっかり受け止めることが必要のように思います。
そう感じたのにはその人なりの訳があるから。きっと理由があるはずです。
「そんな事言われたら怒るよ」「そらそうだよね」と一旦は感情を受け止めていいと思います。
でもその感情を野放しにはしない。どうしてそう思ったのか考える。
自分が挑発して発せられた言葉かもしれない。ならば反省しなければならない。
でないと同じようなことはまた繰り返されるから。
自分に非がなく相手の問題ならそれ以上自分が嫌な思いをする必要はない（それ以上考える必要はない）相手の問題だから。

湧き起こった感情を変に膨らませず、そして原因や対策を考える。
自分の心のコントロールの仕方を見つけたり覚えることは大事なことです。
でないと人のせいにしたり、幸せになることをあきらめてしまうから・・・
そういう自分を自分自身でつくってしまっている。
そのうちにそうしていることにすら気づかなくなってしまうからです。

絵や色の話から感情の話になりましたが・・・
春は気持ちも明るくなる季節ですが、この春の気分に気持ちがついていけないという人は
じっくり自分に向き合ってみるのがいいかもしれません。
素敵な春を迎えて下さいね。

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