「ゆずシードオイル」

アロマの話
「ゆずシードオイル」
通常は「果皮」を圧搾し精油になります。
それではなく、
柚子の「種子」から絞られたオイル。

シード(種)からはあの柚子の芳香はしないというのですが・・・
何だかとってもよさそうな記事を
アロマの会員誌を整理していて見つけ、そこから興味を持ったので調べてみました。

ゆず1000kgから、わずか1リットルしかとれないというこの希少なオイルは、
日本経済新聞によると・・・

~ヒトの肌にゆず種子オイルを4週間にわたり塗布することで、メラニン量の低下が確認され、
 また、メラニン合成酵素「チロシナーゼ」の活性を阻害する働きがある。~
ということです。

調べてみましたが・・・
シミの原因と言われるメラニンですが
メラニンはそもそも、肌を黒くすることで有害な紫外線を肌の奥まで届かないように、
防御の働きをしてくれています。ただ、ターンオーバーで古い肌と一緒に排泄出来なくなると
肌に沈着しシミとなってしまうもので、
ホルモンバランスの変化や肌荒れ,紫外線,老化等など新陳代謝に問題があると起こります。

メカニズムを詳しく言うと
チロシンという物質がメラニンに変化しますが、
「チシロナーゼ」という酵素が、
チロシンをメラニンに変えます。

「ゆずシードオイルはこのチシロナーゼの活性を阻害し」・・・
という事は、メラニンに変わらないようにするという事のようです。

また、(実験によると)
線維芽細胞の増殖を促進し,皮膚細胞の増殖を促進することが示唆された。
(真皮成分であるコラーゲンの産生増加あるいは線維芽細胞の増殖)
つまりターンオーバーを促進させることが期待できるようです。

メラニンが作られなく(もしくは作られにくくでしょうか)、肌は再生されやすくなる・・・
という事でしょうか。

年齢肌は、壊れていく方のスピードが速まり
新しく作られるスピードは遅くなるばかり、
コラーゲン生成力も低下する一方・・・
つまり、
ターンオーバーが遅くなりお肌も薄く、張りがなくなる一方・・・
そこにターンオーバーが促進されて、
コラーゲンもたくさん作られるようになるなんて・・・

シミ改善だけでなく、お肌自体にいい作用がありそうですね
(お肌がよくなるからシミも改善される訳なんですよね)

肌に塗布して使用されるので、アロマテラピーの基材としてキャリアオイルに使用でき
そのまま美容オイルとして使われるようです。
(濃度が気になりますが・・・確認が必要のようです)

60%はオレイン酸とリノール酸が含まれるそうです
 ・オレイン酸はヒトの皮脂の中で最も多い成分。オリーブオイルや椿油にも豊富に含まれ、ヒトの肌や髪になじみやすく、また蒸発しにくいため、美容オイルとして使われます。
 ・リノール酸は保湿・抗炎症作用があると言われています。

お肌だけでなく、
抗酸化作用により活性酸素除去する事から、
活性酸素による疾患とされる、動脈硬化、がん、アルツハイマー認知症などの
予防にも期待できるようです。

柚子の種・・・
今迄廃棄していたものから健康パワーを生み出せるので
いい話ですね。健康効果がハッキリしてくるといいですね。

正しい食事を摂る事がまず基本だと思いますし、
合う、合わないもあるかもしれませんが
こういった補助的なものもアリかもしれません。
まずは試してみないと何とも言えませんが・・・

気になる方は調べてみてはいかがでしょうか。

新陳代謝がよくないのは加齢だけの問題ではありません。
身体に歪みがある場合、神経伝達が阻害され
身体がうまく機能されていないことが原因とも考えられます。
そもそも、老化とは体の歪みがひどくなってくることで
身体の機能低下が多くなるとも考えられます。
健康はまず体の歪みを無くす事!
という事で、
あなたのお体、一度じっくり調べてみませんか?
ミモザ整体院 HP

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