まずは気づく事。それがはじまり

マインドフルネス♪
名前は聞いたことがあっても、「やったことはない」
という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
どういうもの?という疑問についてお答えします。
特別難しいことをする訳ではなく、
「色々な事に、気づいてみよう」というと分かり易いと思います。
「気づく」・・・ってどういう事でしょうか

私達は日々当たり前のような日常を長年生きていると・・・
いつしか、頭の中で自然にできあがっている「こうあるべき」に染まり、
経験により「過去の出来事」から物事を考えるようになったり、
感情が優位の「好き嫌い」が基準になっていたりして

それらが、自分の中で当たり前になってしまい
「本当にそうなのか」「本当にこれが正しいのか」とは考えなくなり
物事の本質からはかけ離れ、自分の考え方が
実態のない空想や想定の考えにとらわれるようになっています。

そう言われてもあまりピンとこないかもしれません。
言い換えれば、子供の頃の純粋な考え方。
疑いをもったり、こうしなければ・・・なんて考えもしない。
他の人の好き嫌いなんて全然関係ない
自分の目にはどう映っているか、
実際の物がどうなっているのか、という事のみ。

大人であれば、
ハッキリしていない問題も、
過去の経験により「こうなんだ」と予測してしまう。
時には疑ってみてしまう。
人がどう思うかという事に、照準を合わせて考えを変えてしまったりもしている。

実際に見えているものに対して
上記のようなフィルターをかけて
物事を見て、決定づけてしまっている事が多い。
でも当の本人はそれを正しい見方であり、
空想や想定ではなく「事実だ」と感じている。

そうした見方のせいで、
自分の本心とはかけ離れてしまい
物事の本質ともかけ離れてしまうので
なかなか問題解決ができない状態が続きます。
実際の問題点と想像や想定が絡み合い、
そこには感情も生まれてしまうので
色々なことが絡み合う為に問題解決がしにくいのです。
時間的に長引くだけでなく、その間
つらい想いや苛立ちの感情が募り
脳内はストレス状態になって
集中することが困難になり
仕事のパフォーマンスは低下し、
精神的に疲労します。

現代社会はそれらを癒す自然からも遠ざかり
歩かなくなった事や眠らない街で、
運動不足になった分、頭や目を使いすぎてバランスを崩し
睡眠不足も重なり、それらが一層精神的疲労を加速させています。

想像することが悪い事でも、想定することが悪いという事でもありません。
そうすることが良い結果を生む無いようであればそれがいい時もあります。

ただ、物事をありのまま見ることができて
フラットに戻れる自分というのを無くしてしまうと
間違った感情を生み出しやすい。という事と、
その事によって自分がつらくなり、ストレスを強く感じやすくなり
この世界で生きづらくなってしまう・・・という事であれば
その想像や想定が間違ってはいないか、現実はどうなのか
という事を考えていかないと繰り返し感情の乱れは襲ってきます。

別のいい方をすると、
以前、タイで子供たちが洞窟に閉じ込められてしまい
瞑想によって平常心を保つことができた。という報道がありましたが

よその国での他人事だとあまり深くは考えないと思いますが
あえて・・・
考えてみて下さい。

ある日、まったく思ってもいなかった状況が重なり
ふと、雨宿りに立ち寄ったところが出口が閉ざされてしまい
真っ暗闇で、スマホもつながらない、外と連絡がつかない
助けを呼ぶこともできない。自分を心配してくれる人はいても
自分がどこにいるかを告げてはいなかった。
探してくれているかさえわからない・・・
ここを出られるのか?救出されるのか?
恐怖ですよね。

タイの少年たちは暗闇の中長い期間救助を待ったそうですが
誰一人として錯乱せず正気を保っていた。
このことに驚きました。
助けを呼ぶことも出来ず、閉ざされたところにいたとなると
自分たちがここにいると気づいているのかどうかわからない・・・
このまま暗闇の中で助けは来るのか・・・
ひたすら待っている事に意味はあるのか・・・
不安だったと思います。
不安、妄想、絶望すれば錯乱し走り回ればケガをするなどし、
一人が取り乱せば恐怖は伝染し、パニック状態になってしまいます。

でも、不安、妄想を取り除き、現状だけに目を向けることが出来れば
一応水はある、襲ってくる動物もいなさそうだ
体力温存できれば数日は持つ、その間に助けが来ればなんとかなるかも
と冷静になれるかもしれません。
パニックになるより、冷静さを取り戻せれば生存確率は遥かに上がります。

「不安を取り除き・今の現状を正しくとらえる」このことが
冷静でいられるという事になり、冷静な思考であればベストを尽くすことが可能になります。

このメカニズムが、マインドフルネスであり、
ベストを尽くす中でたくさんの「気づき」が得られます。

「真っ暗闇の洞窟で来るか来ないかもしれない救出を待つ」という話ですが・・・
こうした心理状態のメカニズムは
この世界でも同じように起こると考えられます。
不安や妄想で頭がいっぱいになり
スムーズに対応できない、ベストな対処方法が見つからないなど。
思考の中で苦しんでつらい思いをしている人はこの社会に数多くいます。

これらの思考パターンを単なるネガティブ思考と片づけるのではなく、
対処法を学べば、考え方が変化し、「心のクセ」「考え方のクセ」が治すことが花王になります。
ネガティブな考えや感情は悪循環に陥る為、断ち切り変化さる必要があります。

マインドフルネスを理解すると
現実を正確にとらえる事が可能になり
今現在の瞬間にしっかり目を向け、
洞察力に富んで、注意深く物事に向き合い、
自分に自信をもって、自分らしく、
意欲的に毎日を送ることが可能になります。

自分ひとりで本などを参考にはじめる事も可能ですが、やはり、
深く理解することで、それが使いこなせる道具(ツール)として意味を持ちます
哲学、心理学など人類学や歴史などもを参考にはじめられるとより理解が深まります
もしくはガイド役が必要になると思います。

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