春の身体へ

ひな祭りも過ぎ、今日は啓蟄。
冬の寒さで土に潜っていた虫たちもようやく動き出す頃だそうです。
春近し・・・
たけのこもそろそろ出回るようで楽しみです。
山菜もこの季節ですね。春は苦いものが体にいいと言います。
苦味で体を目覚めさせるようですが
山菜が苦手な人は、マーマレードはいかがでしょうか。

マーマレードに使うオレンジは普通のオレンジでなく、「ビターオレンジ」
苦味更に倍増。何度も煮ては水を変えを繰り返し好みの苦さに・・・
生ではとても食べられないというビターオレンジ。
でもイギリスでは絶対にビターオレンジ出ないとだめらしい・・・
イギリス人は何故にビターオレンジにこだわる?最初に食したのがそれだから??
苦味のとりこ・・・??
確かに苦味全部を取り去ったら風味がなくなりマーマレードでなくなる。
風味が強いから好まれるのでしょうか?

雨模様の多いイギリスは日照時間も少なさそうですから柑橘系の太陽を思わす色に惹かれたりするのでしょうか。
日照時間の少なさとウツとは関連性があるとも言われています。
オレンジの香りには気分を高揚させる作用があると言われます。
そうそう、ビターオレンジの花は有名な精油ネロリの材料。ネロリは癒しの効果が絶大だと言われますが
オレンジよりもビターオレンジに惹かれるのはその辺りの由縁??かはさておき、
ペクチン含有量がビターオレンジの方が多い様なのでまさしくジャム向き・・・

ジャムといったら
個人的には「何故にそのままで美味しいフルーツを、あんなに砂糖まみれにするのか理解不能」なのですが
マーマレードは別物。夏ミカンもオレンジも皮をそのままじゃ食べらないから・・・
だったら何で皮なんて食べるの?と言われそうですが・・・
最近はレモンマーマレードや夏ミカン、甘夏等色々ありますよね。
たまに夏ミカンをいただくので夏ミカンマーマレードを作ったことがありましたが
今年は伊予柑でつくってみました。苦味を抜く作業が少なく済みました。風味がぜんぜん違います。
色々な柑橘で作ってお気に入りを見つけたいです♪

自分で作ると大量の砂糖を入れることに驚きます。
ジャムだけでなくお菓子が好きでよく食べる人は一度自分で作るといいですよ。
バターや砂糖がこんなにも入っているということを知っておいた方がいいから・・・
知らずにとっていたら悲劇・・・
自分で作ると糖分の種類もミネラル入りの物(少しでも体にいい物)を選べるし、量も調整できますしね♪
話はそれましたが
この季節、確かに苦味が美味しく感じます。
キンカンもおすすめ。まんま皮そのものですね。
苦味としてその他にもゴボウ、らっきょう、ゆり根等

マーマレード分析とアロマの話を少しとお菓子には大量の砂糖が入っているといった話になりましたが・・・
体の中から春の準備をし、身体を季節の変化になじませてあげると
冬に慣れた状態の身体から春の身体への移行がスムーズに進みます!
季節の変化についていけない人は是非トライしてみて下さいね。
意識も大事なので、春をイメージしていくのもいいですよ。
春に花を見に行こう!
春からこんなことはじめたい!
春になったらこんな服着てみたい!等々・・・

それぞれ好みの苦いもの食べたり、それぞれの春をイメージして、
冬の身体を目覚まし、気持ちのいい春を迎えましょう♪