改善の途中、痛みの感覚

施術を重ねていくうちに、歪んでいた方へいったん戻る時に神経への圧迫があると痛みがぶり返すこともあります。
ある時を境に急に痛みがなくなるということもあります。
本当は徐々に整っているのですが神経への圧迫がとれた時点で痛みは消失するので急によくなったように感じるようです。
それから、こんなことも結構あります。
痛かった記憶を脳が忘れていなかったりすると、痛くないのに痛い気がすると痛みを感じてしまったり、
動かなかった記憶を脳が忘れていなかったりすると動くのに動かないと思い込んでしまっているということもあります。脳の錯覚や誤作動、防御本能など考えられます。
患者さんは痛みがなくなった時点でよくなったと思うのですが
(患者さんとしては、痛いから治してほしいと思うので
痛みが目安となってしまい、痛みがあるかないかが判断基準になってしまいますが)
痛みがなくなってきてもまだ、矯正が必要な場合があるので
痛みがなくなったからと言って通院をやめてしまうと
また歪んだ方へ戻ってしまう可能性があるので注意して頂きたいです。

痛みを基準にしてしまうと、
それぞれの感受性の違いから、痛みの感じ方がその人その人で違うので、
どの時点で痛みがなくなるというのも、統一性はありません。
そういったことをご理解いただいて施術を受けていただきたいと思います。
他にも痛みの原因が別のところが関係している場合もあります・・・
割と左右することなのですが、説明が複雑なので必要な方には
その時に話させていただきます。

もちろん「痛み」というのは身体から発せられるSOSのサインなので、
「体を休ませて」「体を治して」など・・・自らに向けた
とても大事なメッセージです。
痛みがあることを無視しないで、ご相談ください。

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