忘れている、過去に受けた事故の衝撃

腰痛、肩のコリで来られた患者様
一旦よくなったものの職場で移動があり環境が変わるとまた痛みが出てしまったということです。コリが強固で「バリバリ」といった状態。
お話を伺うとPCの打ち込み作業が長時間にわたることがあったり、ストレスも多いようです。
命を預かる現場なので絶えず緊張した状態と言われます。
現場を移動になったことで人間関係の変化や仕事も慣れないことで更に追い打ちをかけているようです・・・
それにしても、何だか戻りが早いというか少しこりが強固です。
???
もしやと思い伺ってみると「ずいぶんと前に事故で首を打った」ということでした。
患者様はもうずいぶん昔の事な為、今回の痛みとは関係ないと思っていたようで私にも告げられませんでした。(これが前回に判明したこと)

事故時に骨がずれたことで(お医者さん的にはこの位だと異常なしとされることが多いようですがこうした方がのちに腰痛、肩こり、坐骨神経に至ることは当院に来られる患者様が証明しています。そして事故をしていない人によりも治りが遅い事も明白です)
そのことがもとで、腰痛が治りづらかったり、姿勢の傾きに影響をしていたりします。
施術を続ければ段々と改善されますが、

患者様自信が原因に気づき、納得されると不思議とすんなり体がゆるみスッと改善されることが多くあります。

衝撃を受けて骨がズレると、衝撃で動いてしまっただけでなく
防御の意味でロックがかかった状態を作っていることも考えられるのです。
これ以上壊れてしまわないように、そして衝撃が加わった時に「命にかかわる危険性があった」と脳や体が認識していたら、ロックは強固なものになります。
なので患者さん自身がそのことに気づくとロック状態から「もう大丈夫」と意識が働くためゆるみます。
事故以来、無意識にゆるんだら危険なことになるという指令が出続けているようにも考えられます。
意識的にロックを解除させることが必要になります。

こうしたことは
事故だけでなく、長期的または重度に精神的な苦痛を感じていたことがある(体のこわばり強い)人にも言えます。
(当院ではこうした方に対し、「骨格からのアプローチ」「気づき」「頭蓋骨の調整」を行うことで成果を上げています。研究を重ね、今までの施術を見直し進化させています。)
思い当たる方、ご相談ください。

ハリが強かったものの施術後に体はゆるみ、猫背だった姿勢もとてもよくなりました。
仕事は踏ん張りどころのようです。でも今の頑張りはきっとすごい貴重な経験になられると思います。
グッ~と頑張っていきましょう。(^^)/

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