首の傾き 腰痛

「腰痛」で、来られた患者様。40代。
立ち仕事で、疲れてくると痛くなると言われていました。
来ると良くなるからと、2週間に1回のペースで通われていました。

最初はなかなか症状が変化することがありませんんでした。
首の傾きがあり、これは日々の癖により、徐々に傾いてきたものとは違う様に感じていました。
転びそうになって手をついたことがあることが判明しましたが、
ご自身ではケガのような大きな衝撃とは感じていなかったそうです。

私の見解としては、
衝撃の大小ではなく、その瞬間に骨が動いてしまったかどうかと、
筋拘縮が起きていたかということを重要視しています。
その他にも、
その事を記憶しているかという事も重要視しています。

骨格がどうズレを起こし、その事で体全体がどうバランスをとって
今の状態にいったのかを検証します。
これは体の仕組みを理解していることと、数多くの臨床経験がないと
正しい検証が出来ません。その後、体はどう変化を起こす可能性があり、
患者がどの点を注意しなければならないかという事を説明できないと、
充分な改善には至りません。
検証の結果を踏まえ正しい改善を目指し、体の調整(施術)を行います

又、これらの点を患者側に分かり易く説明が出来ないと施術は不十分な結果に終わってしまいます。

他にも
患者との信頼度、(言われていることに信ぴょう性があるか=信頼して大丈夫か)
により、大きく結果は変わってきます。

これらのことで、改善が難しい症状の改善であっても、
患者さんは安心して通う事が出来ます。

それぞれの症状はそれぞれの違いがあり、理由も様々です。

こちらの患者様は、日々の姿勢の乱れによる骨格の歪みではなく、
事故的な、局所に加わった力によるズレを起こしていました。
施術の方法も他の理由の時とは違う施術も組み込んで行い、より一層スムーズな改善が実現しています。
通常ではあまりない方向へのズレなので、少々お時間はかかりますが、
改善はみられています。

「いつもなら繁忙期はつらかったのが、楽になりました。」
と言われています。

骨格、脊柱のズレは自律神経を刺激し、体のあらゆる不調に影響を及ぼす可能性があります。
眠れない、疲れやすい、食欲がない、もたれる、肩コリ・痛み、背部痛、腰痛、頭痛、めまい等、
また、骨格の乱れにより体内の循環が滞れば肥満やムクミ、便秘、下痢、メニエール等の症状を起こす可能性もあります。
婦人病や更年障害などにも影響することもあります。

もし、思い当ることや、からだに多くの不調を抱えている場合は、
一度しっかり調べてみませんか?

ミモザ整体院 HP https://sachi-seitai.jp/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。